頼りにされるマネージャーの特徴とはどんなものか

マネージャーと呼ばれる管理的な役割をする人が、その下の人たちと一緒にいるときどんな点が最も異なるかというと、それは正義感になると思います。人は下の人の方の立場をやっているとき、自分の仕事の全うに精一杯であり、いざというときは上の人が守ってくれると嬉しいなと思う気持ちがあるものです。そして、何かあればすぐに上に相談しようとしたりもするはずです。

そのためその人たちのまとめ役をする人となる場合は、それらの件を自分が何でも逃げずに受け止めなければなりません。下の立場にいたとき解決するのが難しいと思っていたことを、解決するのは自分になるのです。

そういう場合に重要なことは、より一層自分と向き合いながら、正義感を持って困難な事柄に対処しようということです。通常逃げてしまいたくなるようなことに対し、一つ一つ誤魔化しせず正しく判断していこうとすると、とても高い人間力が必要となりますが、その際に最も大事な点が正義感なのです。危ないことや駄目な間違いはしないよう、正義感に照らし合わせて、人の感情も思いやりながら仕事ができると、下の人は安心するでしょう。またその様子を適宜見せたりしながら伝えていくと、より信頼関係を気付くことができるはずです。