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最近よく耳にする社内公募とは一体何でしょう？
またそのメリットやデメリットも併せてご説明していきます。これは、会社が必要としているポストや役職を社員全員へ公開し応募を募り、その応募者の中から人材を登用する制度です。

従来は、会社側がポストを決めて社員に提示しておりましたが、なぜ自ら立候補させるのでしょうか？その理由は、社員自身の自己評価をあげること、問題意識を高めさせる狙いがあります。

また終身雇用制が崩れてきている昨今、希望のポストにつけないと退職理由にあげる人も珍しくありません。そうしたミスマッチも防ぐことができます。さらに社員同士に競わせることによって、常に自分の地位が確立されていない状況となるので社内全体のモチベーションアップにも繋がります。

デメリットは、選ばれなかった社員のモチベーション低下とフォローです。集まった中からポストに適任の社員を選ぶとどうしても選ばれない社員も発生します。

その際に、どのようにしてフォローしていくか、今後につなげていくかをきちんと考慮しておかないと本末転倒になりかねません。デメリットを考慮しても、メリットの多いこの制度。新たな経営戦略を練っていきましょう。